2016年7月17日日曜日

Raspberry Pi で WiFi ファイルバックアップ

皆さん、Android 端末の /sdcard に保存したデータはバックアップを取っていますか?

iPhone を始めとする iOS 端末には iTunes や iCloud への充実したバックアップ機能がありますが、一方 Android 端末にはその手の「ワンクリックでバックアップ」は選択肢が多くありません。万一端末が故障したりすると、データが端末の内部にしか保存できない microSD 非搭載端末なんかではお手上げになるわけです。

もちろん都度 PC に繋げて /sdcard のファイルを吸い上げる方法もありますが、面倒だし端末が複数あると管理しきれなくなるのが目に見えています。できれば WiFi 経由で一気にバックアップしたいものです。モバイル端末向けではありませんが Apple はそういった目的のガジェットを作っていましたね。



そこで、バックアップ環境の構築のために Raspberry Pi 2 Model B (以下 RasPi ) と 3TB HDD を買いました。



2016年4月10日日曜日

OTAを待たずにSmartwatch 3に6.0を焼く

さて、 Smartwatch 3 に新しいファームウェア MEC24H が提供されました。このファームウェアによって、Smartwatch 3 が Android 6.0 Marshmallow にバージョンアップされます。このバージョンアップの OTA 提供が開始しましたが、例によって段階的な提供となる為、提供開始からアップデートの受け取りまで最大で 2 週間程度のタイムラグが発生します。

いち早く試したかったので、OTA を待たずに ADB Sideload を使用して新しいファームウェアを導入します。

2016年4月5日火曜日

さくらのVPSを借りてArchLinuxを導入した

表題の通り、さくらの VPS を借りました。サーバー構築の練習と共に、前々から作ってみたかった自己紹介ページ(いわゆるポートフォリオサイト)の作成が目的です。

VPSのスペックは以下の通り。
  • RAM: 1GB
  • SSD: 30GB
  • CPU: 仮想2コア

OS には ArchLinux を選択しました。サーバーに向いていないと言われることも多いArchLinuxですが、やはり毎日 ArchLinux を入れた ThinkPad を使っており慣れていると言う点と、どんどん最新版のパッケージが降ってくるのでメンテを後回しにしなくて済むという点がよいと思っています。結局は個人で使うサーバーなので止まっても困らないと言うのが大きいですが。


2016年1月5日火曜日

F-07Cで遊ぶ - その6 ArchLinux クロックアップ



久々の F-07C ネタです。

F-07C の CPU には Intel Atom Z650 が搭載されています。この CPU は定格クロックが 1.2 GHz なのですが、熱暴走やバッテリーの観点から動作クロックが 600 MHz に制限されているのは既に F-07C 界隈では有名な話です。

この制限を取り払うべく、Windows 7 状態では先人達の調査により CrystalCPUID というソフトウェアによって定格へのクロックアップが可能であることが明らかになっています。

Windows で可能なことは Linux でも出来るだろうと言う事で幾度か調べていましたがなかなか上手く行かず、先日再チャレンジした所ようやく成功したので記録を残しておきます。

この設定によって F-07C がハードウェア故障を生じる可能性が飛躍的に上昇します。
設定内容、本体故障その他障害に対し一切の責任を負いません。

1. GRUB の設定ファイルを開きます。

# nano /etc/default/grub

2. カーネルパラメータを変更します。

F-07C は BIOS によって 600 MHz までの動作周波数制限が掛けられていますが、Linux 側でこれを無視するように設定します。
(出典:CPU 周波数スケーリング - ArchWiki

以下の設定を GRUB_CMDLINE_LINUX 行に追記します。

processor.ignore_ppc=1

3. GRUB の設定を更新します。

# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

4. cpupowerをインストールします。

# pacman -S cpupower

5. cpupower の設定ファイルを開きます。

# nano /etc/default/cpupower

6. 以下の設定をファイルに追記します。
governor='ondemand'
min_freq="600MHz"
max_freq="1.20GHz"

余談ですが、ondemand を performance に書き換えると常時 1.2 GHz で動作します。とはいえ F-07C を焼きたくなければ止めておきましょう。

7. 再起動します。

# reboot

8. CPU の周波数設定を表示します。

$ cpupower frequency-info

9. CPU 周波数が 1.2 GHz と表示されれば成功です。

current policy: frequency should be within 600 MHz and 1.20 GHz.

端末の動作スピードが上がると色々なことが出来るようになって楽しいですね。




ただし、やるからには冷却対策も万全に行いましょう。




2015年9月28日月曜日

SSD を入れたマシンで LightDM が表示されない問題

友人と ThinkPad X201 に ArchLinux をインストールしていた際に、ディスプレイマネージャ(いわゆるログイン画面を出すソフトウェア)を導入した状態で起動すると、起動後に画面が真っ暗になり何も表示されなくなるという奇妙な問題に遭遇した。解決方法をメモとして残しておく。

(なお、記事のタイトルには LightDM と記載しているが、SLiM でも同様の問題が発生することを確認している。おそらく他のディスプレイマネージャでも発生する可能性がある。)

さて、友人の ThinkPad X201 は次のような構成になっている。
・Intel Core i5 540M
・RAM 4GB
・SanDisk SSD Plus 240GB

ここで注目して頂きたいのは、数世代前のスペックのマシンに最新の SSD を搭載している点である。つまり、処理速度に対してストレージが速すぎるのである。このため、ディスプレイマネージャの起動が追いつかなくなっている、という事が原因として考えられる。

海外のフォーラムでは「LightDM の起動を 2 秒遅らせる」という解決方法が一般的なようなので、ArchLinux でも同様の結果を得られるようシンプルなシェルスクリプトを作成した。

1. シェルスクリプトを作成する。

$ sudo nano /etc/lightdm/start-lightdm.sh

2. 以下の内容を記述する。

#!/bin/sh
/usr/bin/sleep 2
/usr/bin/lightdm

3. スクリプトに実行権を与える。

$ sudo chmod +x /etc/lightdm/start-lightdm.sh

4. systemd サービスを開く。

$ sudo nano /usr/lib/systemd/system/lightdm.service

5. ExecStart= 行を次のように書き換える。

ExecStart=/etc/lightdm/start-lightdm.sh

再起動を行うと、無事に LightDM が表示されるようになった。