先日、秋葉原某店でジャンクのIS11Tを購入しました。
お値段なんと1,880円(税別)。色々と遊んじゃいます。
2014年9月17日水曜日
2014年9月6日土曜日
ArchLinux ThinkPadトラックポイントの感度調節
ArchLinux を ThinkPad X200s や X230 Tablet に導入したは良いものの、トラックポイントの感度が鈍いためか強い力を掛けなければならず不便だったので、軽い力で動かせるように設定した時のメモ。
1. トラックポイント デバイスの詳細を調べます。
2. トラックポイント デバイスに固定されたデバイス名を与えるため、udev ルールを記述します。
systemd タグを付与する事で、systemd がデバイスの認識を検知し、サービスの実行を待つことが出来ます。
3. 起動時に感度調節を行うための systemd サービスを記述します。
1. トラックポイント デバイスの詳細を調べます。
$ udevadm info -a -p /sys/devices/platform/i8042/serio1ここで調べた SUBSYSTEM と DRIVER の値を利用して udev ルールを作成します。
2. トラックポイント デバイスに固定されたデバイス名を与えるため、udev ルールを記述します。
# nano /etc/udev/rules.d/10-trackpoint.rulesを開き、
SUBSYSTEMS=="serio" DRIVERS=="psmouse" TAG+="systemd" SYMLINK+="trackpoint%n"を記述します。
systemd タグを付与する事で、systemd がデバイスの認識を検知し、サービスの実行を待つことが出来ます。
3. 起動時に感度調節を行うための systemd サービスを記述します。
# nano /etc/systemd/system/trackpoint.serviceを開き、
#!/bin/sh
[Unit]
Description=Set Trackpoint sensitivity
Wants=dev-trackpoint1.device
After=dev-trackpoint1.device
[Service]
ExecStart=/bin/bash -c 'echo -n 220 > /sys/devices/platform/i8042/serio1/sensitivity'
[Install]
WantedBy=multi-user.target
を記述します。
Wants 行と After 行の dev-trackpoint1.device は、環境によって dev-trackpoint0.device だったりするので、うまく動かない場合は
sensitivity に設定している値 220 は 1 〜 255 の間であればお好みで。
デフォルトは 128 です。
4. サービスを有効にします。
5. 再起動します。
Wants 行と After 行の dev-trackpoint1.device は、環境によって dev-trackpoint0.device だったりするので、うまく動かない場合は
$ ls /devでデバイス名を確認すると良いでしょう。
sensitivity に設定している値 220 は 1 〜 255 の間であればお好みで。
デフォルトは 128 です。
4. サービスを有効にします。
# systemctl enable trackpoint.service
5. 再起動します。
$ reboot
F-07Cで遊ぶ - その5 ArchLinux WLANを設定する
- F-07Cで遊ぶ - その1 外観編
- F-07Cで遊ぶ - その2 USBホストケーブル編
- F-07Cで遊ぶ - その3 ArchLinux インストール
- F-07Cで遊ぶ - その4 ArchLinux microSDへの導入
- F-07Cで遊ぶ - その5 ArchLinux WLANを設定する
- F-07Cで遊ぶ - その6 ArchLinux クロックアップ
F-07C には Atheros 社製の AR6003 という WLAN チップが搭載されています。
普通のPCであれば、 WLAN チップは PCI もしくは USB で接続されていますが、
このチップは厄介な事に SDIO カードとして接続されています。
その為、 NetworkManager を導入するだけでは WLAN を利用することは出来ません。
登録:
投稿 (Atom)