- VivoTab Note 8 で遊ぶ - エラーコード 10 を修理する
- VivoTab Note 8 で遊ぶ - Windows 10 インストール
- VivoTab Note 8 で遊ぶ - ArchLinux インストール
前回 VivoTab Note 8 に ArchLinux をインストールしたのだが、ハードウェアへの対応不足ゆえにさっぱり使えない状態でとても悲しくなってきたので Windows 10 Developer Preview を入れた。
インストール
これらとインストールメディアを同時に接続するために USB ハブも必要となる。
Windows 10 Developer Preview は 32bit 版を使用する。
あらかじめ ISO をダウンロードしておき、Windows USB/DVD Download Tool を使用して USB メモリへ書き込む。
OS のインストール自体は普通の Windowsと同じく、画面の指示に従ってひたすらボタンを押しているといつの間にか終わる。
VivoTab Note 8 の各種ドライバは ASUS のウェブサイトから入手できる。この内、SOC Driver Package は Atom Z3700 系のチップセットドライバなので真っ先にインストールする。これを先に入れておかないと他のデバイスのドライバが正常に当たらない。
ちなみに Wacom Digitizer Driver は ASUS のウェブサイトではなく Wacom のウェブサイトからダウンロードすると最新のドライバが適用される。新しいドライバの方がペン先のズレが少ないとの事。
BIOS のアップデートを行う場合は少々厄介な目に遭う。
WinFlash で BIOS を焼こうとすると「Cannot allocate buffer to store the BIOS file」というエラーが表示されてしまう。
これは、ASUS 製 PC の UEFI 領域に本来あるべき「ASUS\firmware」というディレクトリが、Windows のクリーンインストールを行ったために存在しないのが原因である。
(参考: How to flash Bios if you get the "cannot allocate buffer to store Bios file" error )
これを修正するには、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、コマンドを入力する必要がある。
> diskpartここまで実行すると、いくつかのパーティションが表示される。
> select disk 0
> list part
この中でサイズが 100 MB のパーティションを探し、番号をメモする。
自分の VivoTab Note 8 では番号が 2 だったため、次のコマンドでは 2 を入力した。
> select part 2ここまで実行すると、「コンピュータ」に UEFI 領域がディスクとして表示される。
> assign
> exit
> taskkill /im explorer.exe /f
> explorer
そのドライブを開き、「EFI」ディレクトリ内に「ASUS」ディレクトリを作成する。
さらに作成した「ASUS」ディレクトリ内に「Firmware」ディレクトリを作成する。
最終的なディレクトリ構造は
\EFI\ASUS\Firmwareである。
この状態で WinFlash を起動し、ファームウェアを指定すると無事に更新が行われる。
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