- F-07Cで遊ぶ - その1 外観編
- F-07Cで遊ぶ - その2 USBホストケーブル編
- F-07Cで遊ぶ - その3 ArchLinux インストール
- F-07Cで遊ぶ - その4 ArchLinux microSDへの導入
- F-07Cで遊ぶ - その5 ArchLinux WLANを設定する
- F-07Cで遊ぶ - その6 ArchLinux クロックアップ
Arch Linux をインストールするにあたり、直面するのが本体容量の少なさです。
F-07C の本体 eMMC の容量は約 32GB と小さく、かと言って万一の事を考えるとリカバリ領域を削除するのは良い方法ではありません。
そこで、Arch Linux を microSD にインストールすることで、本体容量の問題を解決することができます。
※ただし、 /boot のみ本体 eMMC に作成する必要があります。
インストール手順:
1. C: を縮小し、空の領域を eMMC に作成します。
(画像は既にLinuxをインストール済の状態です。この時点では黒で「514MB 未割り当て」と表示されます)
本体にインストールする場合は 5GB ほど領域を作成しましたが、今回は /boot が収まれば良いので、大きくても 512MB 程度を確保しておけば大丈夫です。
2. 本体の電源を落とし、microSD を本体に挿入します。
3. Arch USBインストールメディアから起動します。
4. microSD のデバイス名を確認します。
# lsblkほとんどの場合は /dev/sda か /dev/sdb のどちらかです。
片方が microSD 、もう片方がインストールメディアですので、容量やボリュームラベルからどちらが microSD か判断してください。
以降、内蔵 eMMC と microSD のデバイス名がそれぞれ
/dev/mmcblk0であると仮定します。
/dev/sda
5. 内蔵 eMMC にパーティションを作成します。
# fdisk /dev/mmcblk0
6. microSD にパーティションを作成します。
# fdisk /dev/sda(すでに作成されている場合は不要です。)
以降、作成したパーティションをそれぞれ
/dev/mmcblk0p4と仮定します。
/dev/sda1
7. それぞれ ext4 でフォーマットします。
# mkfs.ext4 /dev/mmcblk0p4
# mkfs.ext4 /dev/sda1
8. microSD をマウントします。
# mount /dev/sda1 /mnt
9. /boot を作成し、内蔵 eMMC をマウントします。
# mkdir /mnt/boot
# mount /dev/mmcblk0p4 /mnt/boot
10. 以降は
わかめそばmogmog: F-07Cで遊ぶ - その3 ArchLinux インストール
Beginners' Guide (日本語) - ArchWiki
を参照してインストールを進めて下さい。
注意:GRUBをインストールする際は
# grub-install --target=i386-pc --recheck /dev/sdaではなく
# grub-install --target=i386-pc --recheck /dev/mmcblk0です。
F07CがeMMcだったとは・・・
返信削除F07Cほしいいいいい